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アカマイ・テクノロジーズ マイクロセグメンテーションで不正通信を制御 ランサムウェア被害を防止できる新製品
2022/08/04 09:00
週刊BCN 2022年08月01日vol.1933掲載
アカマイ・テクノロジーズは7月25日、マイクロセグメンテーション技術を利用したセキュリティ製品「Akamai Guardicore Segmentation」の提供を開始した。端末の通信状況を可視化し制御することで、ランサムウェアによる被害拡大を防げる点を訴求する。伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、ラックと戦略的提携を結び、販売することも明らかにした。
Akamai Guardicore Segmentationは、米Akamai Technologies(アカマイ)が2021年9月に買収したイスラエルのGuardicore(ガーディコア)の製品「Guarcicore Centra Security Platform」を名称変更したものだ。
マイクロセグメンテーションは、ネットワークを細かくセグメント化し構成する技術。ネットワーク内のサーバーがマルウェアに感染した場合、各セグメントの境界で不正な通信を制御することで、マルウェアの拡散を防ぐことができる。
アカマイ・テクノロジーズのマーケティング本部の金子春信・シニアリードプロダクトマーケティングマネージャーは「内部通信の保護ができていないことで、システムがラテラルムーブメント攻撃で横断的に被害に遭い、結果、ランサムウェアに感染するケースが多い。マイクロセグメンテーションは有効な対策だ」と説明した。
PCやサーバーといった端末にエージェントを入れるだけで通信を可視化し、端末単位での制御が可能。専用の画面で一括管理できるため、運用負荷は低いという。仮想マシンやベアメタル、IaaS、コンテナなどに導入できるほか、「Solaris」といった古いOSにも対応。脅威インテリジェンスなどの機能も搭載する。
CTCとラックは、自社の運用監視サービスとAkamai Guardicore Segmentationを組み合わせた提供などを予定している。
(岩田晃久)
アカマイ・テクノロジーズは7月25日、マイクロセグメンテーション技術を利用したセキュリティ製品「Akamai Guardicore Segmentation」の提供を開始した。端末の通信状況を可視化し制御することで、ランサムウェアによる被害拡大を防げる点を訴求する。伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、ラックと戦略的提携を結び、販売することも明らかにした。
Akamai Guardicore Segmentationは、米Akamai Technologies(アカマイ)が2021年9月に買収したイスラエルのGuardicore(ガーディコア)の製品「Guarcicore Centra Security Platform」を名称変更したものだ。
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