ニュース

富士フイルムRIPCORDのOCR事業が好調、ロボットによる自動化でイノベーション

2022/09/08 09:00

週刊BCN 2022年09月05日vol.1937掲載

 OCR自動化などの事業を展開する富士フイルムRIPCORDは、会社設立から2年で10案件余りの受注を獲得したことを明らかにした。同社は米RIPCORDと富士フイルムビジネスイノベーションの合弁で2020年9月に設立。ロボット技術を駆使して紙文書を自動でデジタル化するサービスを手掛けており、大量の紙文書を従来の人の手が介在するOCRサービスより「4倍ほど速くデジタル化できる」(山口幸一CEO)のが売り。ロボットによる自動化によって、夜間も自動運転すればさらに納期を短縮できる。
 
山口幸一 CEO

 直近では政府系金融機関の国際協力銀行が持つ大量の紙文書をデジタル化して、検索や閲覧、管理をオンラインで行えるようにした。これまでは紙の保管先まで出向く必要があったが、デジタル化で遠隔地から閲覧できたり、部門ごとに個別に管理していた文書の社内横断的な共有も容易になった。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

CTC、「富士フイルムRIPCORD文書電子化サービス」の取扱開始

外部リンク

富士フイルムRIPCORD=https://www.fujifilm-ripcord.com/