エクセルソフトは、インテルディストリビューションのOpenVINOツールキットを使用して、AIアプリケーションを最適化する方法を詳しく説明するAI開発者向けイベント「OpenVINOツールキット・デベロッパー・カンファレンス」を11月17日にインテルとオンラインで共催する。

　今回のカンファレンスでは、Stable Diffusion、CLIP、BLIPなどのトランスフォーマー・モデルの世界を深く掘り下げると同時に、このタイプのモデルをインテルのハードウェア上で実行するためにどのような最適化を行っているかを詳しく解説する。また、各自のマシンで実行できるJupyter Notebookのチュートリアルについても紹介し、これらのパワフルなツールの使用方法を実際に体験してもらう予定。

　ディープラーニング・モデルに適用する、さまざまな種類の量子化手法について詳しく解説する。さらに、OpenVINOツールキットを補完するニューラル・ネットワーク圧縮フレームワーク（NNCF）の概要を紹介し、優れたパフォーマンスを実現する方法について解説する。

　このほか、CPU、GPUなどとともに、生成AIとLLMモデルに関する改良点をいくつか紹介する。OpenVINOツールキットの最適化手法を活用して、CPUだけでLlama2をラップトップPCで実行できるなど、変化の激しいAIの世界でインテルがどのように取り組んでいるのかを解説する。

　開催日時は11月17日13時から15時まで。会場はオンライン。参加費は無料（事前登録制）。