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三菱総合研究所、ワット・ビット連携を分析 脱炭素しやすい地方分散を有望視

2025/04/10 09:00

週刊BCN 2025年04月07日vol.2054掲載

 三菱総合研究所は、官民で議論を進めている電力とデータセンター(DC)の設備投資を連携させる「ワット・ビット連携」の現状と課題を分析した。生成AI需要の高まりで、DCへの電力供給量が向こう数年で数倍に増える見込みであることを受けて、再生エネルギーを含めた「電源開発」と「DC新設」を連携させる必要性が高まっている。

 課題については、発電所の建設には10年単位の時間がかかるのに対して、DCは数年以内でサービスを始めないと変化著しいAI需要に応えられない「投資リードタイム」が大きく違う点を挙げる。ほかにも太陽光や風力、原子力など脱炭素電源は北海道や九州などの地方圏で確保しやすいのに対し、DCは大都市近郊の立地が好まれる隔たりを指摘している。

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外部リンク

三菱総合研究所=https://www.mri.co.jp/