ニュース
PCA、「PCAクラウド」と「kintone」の連携利用実績が100件を突破
2025/09/16 16:38
PCAクラウド連携プラグイン for キントーンは、サイボウズが提供する業務改善プラットフォームのkintoneとPCAクラウドを設定するだけで簡単に連携可能とするプラグイン製品。現在、「PCAクラウド 商魂・商管」と「PCAクラウド 会計」に対応したプラグイン・アプリテンプレート26種を同社ホームページで無償ダウンロード提供している。
また、今年4月からは連携導入を進めたい企業に対する伴走支援サービスのモニター提供をスタートし、より多くの企業への連携導入を後押ししてきた。それらの活動が評価され、サイボウズのパートナー評価制度「CyPN(Cybozu Partner Network)Report 2025」アライアンス部門で二つ星の評価を獲得している。
PCAクラウド連携プラグイン for キントーンを利用し、kintoneとの連携活用を進めることで、PCAクラウドだけでは解決できなかった業務課題をクリアし、これまで以上に業務効率化を実現できる。
同社では、PCAクラウド連携プラグイン for キントーンをダウンロードした顧客に定期的なアンケートを実施している。アンケートの回答によって、PCAクラウド連携プラグイン for キントーンを利用してPCAクラウドとkintoneを連携していることが確認できた顧客、また利用方法に関する問い合わせや個別相談で対応するなかで利用していることが確認できた顧客を連携利用実績としてカウントしている。今回、今年7月時点で連携利用実績が100件となった。
主な連携利用事例として、情報処理業では「PCAクラウド 商魂の売上データをkintoneに連携し案件管理アプリで経費・原価管理」「kintoneで旅費精算を行った結果をPCAクラウド 会計に仕訳連携」。製造業では「PCAクラウド 商魂の受注データをkintoneに連携し、製造工程のプロセスの共有化」。卸売業では「案件見積管理をkintoneで行い、案件受注したらPCAクラウド 商魂へ連携」「売上以降の請求、入金管理、会計処理をPCAクラウド 商魂・会計で処理」などとなっている。
今後、PCAでは、PCAクラウド連携プラグイン for キントーンのさらなる活用促進として、PCAクラウド 商魂への伝票連携で必要となる得意先別単価や前回売価、在庫照会機能を利用可能とする新規プラグインの提供を今年秋頃に予定している。
また、現在実施している伴走支援サービスのモニター提供を通じ、顧客に最適なサービスをメニュー化したうえで、同社のもつパートナーネットワークを活用したkintoneと基幹業務ソフトの両方に精通したPCA認定ユースウェアパートナーによる伴走支援サービスの提供体制の構築を進めていく。さらに、伴走支援同様に、豊富な基幹業務システム開発の知見を生かした対面開発やアジャイル開発による素早い業務改善の提供を目指したパートナーとの協業体制の構築を進める。
これらの施策によって、「PCAクラウド×キントーン連携」ビジネスの10億円規模の市場への拡大を目指し、同社のもつパートナーネットワークのさらなる活性化を進めるとともに中堅・中小企業のDX化の推進に貢献していく。
- 1
関連記事
PCAが年末調整に関する実態調査、社員1人あたりの手続きは15~30分未満が半数超に
ピー・シー・エー、複数の基幹業務を連携する「PCA Arch」を発表 AIアシスタントで中小企業のバックオフィスを効率化
PCA、「PCA 財務会計シリーズ」でAmazonビジネスの請求書がPeppolで受信可能に
外部リンク
「PCAクラウド連携プラグイン for キントーン」=https://pca.jp/area_top/kintone/plugin_install.html