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ネットワールド、HCLSoftwareとAWS Marketplaceの追加契約を締結
2025/10/02 15:39
AWS Marketplaceは、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)が提供するソフトウェアやデータ、サービスを検索・購入できるデジタルストア。クラウド上での調達・導入を簡素化するプラットフォームとして、「販売プロセスの効率化(契約・購入手続きをオンライン化し、導入負担を軽減)」「柔軟なライセンス提供(従量課金やサブスクリプションなど、多様な契約形態に対応)」「請求の一元化(AWSの請求に統合され、経理処理が簡素化)」といったメリットが見込める。
ネットワールドは今年6月、国内初となるAWS Marketplaceで日本の商慣習に対応した販売が可能な「Designated Seller of Record(DSOR)」モデルの認定を取得した。これにより、AWS Marketplaceを利用する国内企業に対し、パートナー経由でHCLSoftware製品の提供が可能となった。今回、AWS Marketplaceで提供する製品は、AI主導の統合エンドポイント管理(UEM)プラットフォーム「HCL BigFix」、次世代ローコード・マルチエクスペリエンスアプリ開発プラットフォーム「HCL Volt MX」、マーケティング自動化ソフトウェア「HCL Unica」となる。
HCLSoftware製品は、AWSのセキュリティー基準に準拠し、各種コンプライアンス要件を満たしている。クラウドネイティブなアーキテクチャーに最適化されており、AWS上での利用で、システム停止リスクを低減する高可用性、業務効率を高める高パフォーマンス、事業の成長や変化に応じて柔軟にリソースを拡張・縮小できるスケーラビリティーを備えた運用を実現する。
今回の協業により、ネットワールドはパートナー企業とともに、AWS Marketplaceを通じてHCLSoftware製品を迅速・安全に提供し、日本企業のクラウド活用とデジタルトランスフォーメーションをさらに推進していく。
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