ソフトバンクと東京大学発のAIスタートアップ企業であるJDSCは10月20日、AIエージェントなどAI領域での中長期的な戦略的協業を目的とする資本・業務提携契約を締結した。最先端のAI技術の社会実装を加速させることで、日本のさまざまな産業における企業変革や生産性向上を推進する。

　ソフトバンクとJDSCは、ソフトバンクのAI関連ソリューションや、ソフトバンクの子会社であるGen-AXのAIソリューションの開発などにおいて、技術・人材面でこれまでも協業してきた。

　今回の提携を通じて、ソフトバンクが持つ顧客基盤や最新のAI・デジタルに関する技術力と、JDSCの持つAIの実装力などを掛け合わせ、AIエージェントをはじめとするAI技術の社会実装を推進する。

　ロードマップなどについては今後協議していく。（大向琴音）