フォーカスシステムズは10月28日、GIS（地理情報システム）プラットフォーム「ArcGIS」を提供するESRIジャパンとのビジネスパートナー契約締結を発表した。GISを基盤とした事業拡大に取り組む。

　ArcGISは、地図や情報の検索、作成、共有、利用できるようにするための統合プラットフォーム。フォーカスシステムズはこれまで、ArcGISを活用した官公庁向け案件に参画するなどの取り組みを実施してきた。

　今回のビジネスパートナー契約において、ESRIジャパンの顧客ネットワークやパートナーとの連携を通じ、企業や地方自治体もターゲットに新規領域への開拓を推進する。

　GIS技術の習得や、ESRIジャパンが提供する最新技術・情報を活用するほか、ソフトウェアライセンスの再販も行い、競争力強化も目指す。

　今後は、ArcGISについての知識定着や体制整備、技術力向上・人材育成を進め、GISを新たな事業の柱とする方針だ。