ネットワールドは12月4日、クラウド移行の最適化を支援するAWS Optimization and Licensing Assessment（AWS OLA）認定パートナー資格を取得したと発表した。

　今回の認定取得によって、クラウド移行に関わる「コスト」「ライセンス」「リソース利用」のムダを可視化し、企業が抱える移行課題に応じた最適な改善提案を提供できる体制を強化した。さらに、複雑なシステム環境にも対応する自社独自の診断サービス「CloudPath Services Assessment」の提供を開始し、クラウド移行に課題を抱える企業の「最適な移行方法の選定」を全面サポートしていく。

　AWS OLAは企業のIT環境を分析し、クラウド移行や運用コストを最適化するための診断サービス。オンプレミスのサーバーやライセンスの使われ方をデータで可視化し、コスト削減、パフォーマンス向上、ライセンス戦略の再構築を支援する。

　Windows Server、SQL Serverなどの既存ライセンスのAWSへの持ち込み（BYOL）可能性の検討や、GenAI／ML活用に向けたリソース最適化など、戦略的で包括的なクラウド移行を支援するプログラムとして位置づけられている。また、多様なシナリオに対応する広範囲な移行ニーズに応える体制が整っている。

　CloudPath Services Assessmentは、ネットワールドが独自に提供する「Hybrid Cloud on AWS」アセスメントサービス。AWS・VMware・Nutanixの三つの主要プラットフォームを扱う認定ディストリビューターとしての強みを生かし、企業ごとに最適なクラウド移行先を中立的に選定・提案できる点が大きな特徴となっている。