日立情報通信エンジニアリングは12月17日、エッジAIに最適なデバイス選定から開発・評価、使いこなしまでを一貫してサポートする「エッジAIエンジニアリングサービス」の提供を開始した。さまざまなニーズや利用シーンに合わせた、エッジデバイスへのAI機能の実装を最適化する。
エッジAIエンジニアリングサービスは、同社が展開するハードウェアやソフトウェアの開発・設計における共通課題の解決策をメニュー化したサービス「メニューベースエンジニアリングサービス」の新たなメニューとして提供する。デバイス選定や開発、評価、使いこなしといった観点で支援する。
「エッジAIエンジニアリングサービス」の概要
デバイス選定においては、性能・電力、AI推論の精度、コストなどAIアルゴリズムの分析・解析に関わる事前検証や、AIモデルに最適なハードウェア選定やソフトウェアアルゴリズム最適化といったハードウェア・ソフトウェア構成の検討を行う。
開発、評価、使いこなしの部分では、選定デバイスに対応した開発・チューニングのほか、システムテストやデバイスの使いこなしをサポートする。
製造業や工場、医療、ヘルスケアなど、幅広い分野や業種でのエッジAI機能実装を支援する。
今後は、フィジカルAI領域において、エッジAIエンジニアリングを活用したソリューションメニューを体系化するとした。