SCSKは12月18日、米BigID(ビッグアイディ)と、国内初のディストリビューター契約を締結したと発表した。ビッグアイディが提供するソリューション「BigID Next」を通じて、データガバナンス強化や情報漏えいリスクの低減を支援する。
BigID Nextは、クラウドやオンプレミス、SaaSなど、さまざまなデータソースを横断的に分析・統合し、データの所在や属性、利用状況を可視化し制御するプラットフォーム。データ検出やデータ分類、リスクの可視化、データ制御といった機能を搭載する。
「Amazon Web Services」「Google Cloud」「Microsoft Azure」といった主要なパブリッククラウドサービスほか、「Microsoft 365」「Box」「Slack」などの業務システムとの連携が可能だ。
「BigID Next」の概要
ビッグアイディはパートナーシップについて、アジア太平洋地域における事業拡大において重要なマイルストーンだとし、日本のDXを支援すると強く意気込んだ。
SCSKは、グループ会社のSCSKセキュリティをはじめとする社内外との連携を強化し、BigIDを軸とした他サービスとの連携や、コンサルティングサービスを提供することで、データリスク管理における課題解決に貢献するとした。