米Snowflake(スノーフレイク)日本法人は1月22日、記者説明会を開き、2025年11月にグローバル年次イベント「BUILD 2025」で発表したデータ基盤の新機能を紹介した。開発者向けのコード生成AIツール「Cortex Code」では、生成AIとの会話を通じてアプリケーション開発の高速化を後押しするとした。
Cortex Codeは、プライベートプレビューで提供中の製品で、自然言語による指示でSQLやPythonなどを生成可能。データの閲覧や分析、アプリケーションの開発を効率化する。生成AIが作成したコードを微調整することで、より目的に合致した開発を進める仕組みも備える。セキュリティーとガバナンスに配慮した機能も備えており、データの利用コストの管理やロールベースでのアクセス権の管理などが可能だ。
田中 翔 Lead Developer Advocate
コードの編集やバージョン管理、デバッグやテストなどが一つの画面でできる開発者向けのコラボレーション環境「Snowflake Workspaces」も提供する。田中翔・マーケティング本部Lead Developer Advocateは「ファーストクラスの開発環境を提供し、データアプリのライフサイクル全体を近代化する」と意気込んだ。
このほか、AIを通じたデータの活用をより円滑にするための取り組みも発表した。同社はサードパーティーのデータセットにアクセスできる「Snowflake マーケットプレイス」の拡充を進めており、RAG(検索拡張生成)やトレーニングなどに利用できるデータ群を充実させている。具体的には、生成AIが利用できる非構造化データセット「Cortex ナレッジ拡張」を提供している。構造化データに関しては、メタデータの形式を標準化して複数システム間での相互運用性を高める「セマンティックビュー共有」の普及に取り組んでいるという。
(大畑直悠)