Dynabookは1月22日、法人向けノートPCの新製品2機種を発表した。米Intel(インテル)の最新CPU「Core Ultra シリーズ3」を採用し、独自のAI機能も搭載した。PCはAIに尋ねるだけでなく業務を指示する使い方に進化しているとし、ビジネスシーンでのAI活用を推進する。
法人向け新製品「dynabook X83/PA」
新製品は13.3型「dynabook X83/PA」と、16型「dynabook B86/PA」の2機種で、同日受注を開始した。米Microsoft(マイクロソフト)が定める「Copilot+PC」の要件を満たしている。新製品の2機種には、「ローカル生成AIチャットボット」とAIが最適なバッテリー制御を行う「AIパワーオプティマイズ」という二つの独自AI機能を搭載。ローカル生成AIチャットボットの新機能が「PC操作エージェント」で、従来のチャット形式の質問応答に加え、新たに「〇〇を有効にして」と依頼するとAIが自動でPCの設定を完了する。
もう一つの新機能は「AI知識サーチ」。AIが登録された資料から関連情報を探し出し、ユーザーにチャットでわかりやすく説明する機能で、ローカルで動作するため機密性の高い情報も扱える。商品統括部の須田淳一郎・統括部長は「これまではAIに質問したり、尋ねたりする使い方が一般的だった。しかしAIエージェント時代は、AIに指示を出す使い方に変わっていく」と説明した。
また、AIの利活用を後押しする無料コンテンツ「JBS AI Starter Learning」を新たに用意した。今回発表した2機種を皮切りに、今後投入する法人向けモデルに提供する。Copilotの活用法やプロンプトの基礎を学べる動画など、初めてAIに触れるユーザー向けの内容で、4月に開始する。
(堀 茜)