NTTデータは3月2日、SOMPOケアが提供してきた在宅介護向けコミュニケーションアプリ「ケアエール」と介護事業者向けシステム「ケアエールPRO」の事業を4月から承継すると発表した。高齢者向けのコミュニケーションサービス「ボイスタ!」との連携により、介護DX事業を拡大する。
ケアエールは、介護現場と家族をデジタルでつなぐコミュニケーションプラットフォーム。家族向けアプリのケアエールで日々のケアの様子を共有する。介護事業所向けのケアエールPROでは、ケア記録の蓄積・管理や情報連携を効率化でき、情報の透明性向上と業務負担軽減を同時に支援する。
NTTデータは、ボイスタ!の提供により、利用者への日常的な声かけによる自立支援や状態の把握を行ってきた。ケアエールとボイスタ!を組み合わせることで、利用者との対話で得られる状態把握の情報と、ケアエールに蓄積される介護記録や日々の様子を連携させることが可能になる。
「ボイスタ!」と「ケアエール」の連携イメージ
利用者の状態をより多面的に理解し、ケアや関係者間での役割分担の最適化につなげるのに加え、確認連絡や不要な訪問・業務の抑制など、在宅介護におけるケアの質向上と業務負担軽減の両立を実現するとした。
介護事業者や自治体への導入を拡大し、2028年度末までにケアエールの利用者規模を現在の約1万3000人から10万人へ拡大することを目指す。