ビズリーチは4月9日、記者発表会を開き、人材活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」の新サービス「HRMOS労務」をリリースすると発表した。同シリーズの採用管理システム「HRMOS採用」と連携させ、入社手続きを自動化するほか、入社後にあまり活用されてこなかった採用選考時の情報を人材の定着や活躍支援に生かす。業界最安値クラスで提供することで、中小企業の人的資本経営へのシフトを促す。
HRMOS採用を契約していれば、採用業務の一元管理が可能。内定者情報を連携したHRMOS労務で書類作成や情報回収などの入社手続きがシステム上で完結できるなど、担当者の業務時間削減につなげられる。採用時の情報を含む従業員データベースを自動で構築して可視化し、入社後のコンディションをリアルタイムで把握して個別のフォローに生かせる。実際に活躍している人材の特徴も分析して可視化でき、採用活動の改善に活用して精度を高めミスマッチを防ぐ効果も期待できるとしている。
月額システム利用料は、従業員30人以下の場合、HRMOS採用を含む税抜き価格が4万8000円で、別途初期費用がかかる。中小企業の多くは人事担当者が1人で複数の業務を担っており、定型業務に追われて定着支援にリソースを割けない現状があるとして、新サービスで解消を図る。
小出 毅 執行役員
自社の部署で試験導入した際の改善例を紹介したHRMOS事業部事業部長の小出毅・執行役員は、「(サーベイなどを通じて)定期的に自己や同僚の評価などのデータが簡単に取得・分析でき、各部門とステークホルダーとのコミュニケーションが取りやすくなる。社員が抱える課題が把握でき、実際に本人とも話をして別のグループに移るといった対応をしたところ、業務成果が上がったことがあるなど、さまざまな改善がみられた」とアピール。採用から労務までを一気通貫でつなぐ「ダイレクト採用労務」で人事の効率化と高度化を実現すると意気込んだ。
(下澤 悠)