日立ソリューションズは5月26日、PTCジャパンの製品バリエーション管理ツール「Pure Variants」を提供開始した。車載ソフトウェア開発におけるプロセス整備や、規格準拠支援で培った知見を生かし、プロセス改善から現場への定着までを一貫して支援する。
Pure Variantsは、複数の製品群に共通する要素を管理し、再利用しながら、効率的で高品質な製品開発を実現するための開発手法であるプロダクトライン開発(PLE)に基づき、製品構成と製品バリエーションを共通要素と車種ごとの個別要素に体系化し、製品バリエーションを管理するツール。
「Pure Variants」活用イメージ
人的ミスの防止や、開発資産の再利用性向上、成果物の自動生成による工数削減に貢献する。また、ALMツール「Codebeamer」など各種ツールとの連携によって、開発ライフサイクル全体の品質確保や、開発効率化の両立を支援する。
SDV(Software Defined Vehicle)化の進展による製品バリエーションの急増や仕様の複雑化を背景として、従来の手作業による管理では、開発の重複や人的ミスの発生による品質低下や、工数の増大といった課題が生まれている。
日立ソリューションズはこれまで、ソフトウェア開発プロセスの成熟度を評価するフレームワーク「Automotive SPICE」準拠や、Codebeamer導入を支援してきた。高度な製品バリエーション管理を実現するのに加え、SDV化を支援し、より安全で快適なモビリティー社会の創造に貢献するのが、Pure Variants提供の目的とした。