アステリアとアステリアキャンバスは6月23日、生成AIでソフトウェアを開発する「Bakusoku.AI」と高度利用向けの「Platio Canvas AI」を発表した。ノーコード開発の技術をベースにしており、対話形式で要件などを伝えることで、業務ソフトを自動生成する。
8月に提供を始めるBakusoku.AIは、自然言語の指示によってコード生成やデータベース構築を行い、テストと修正やアプリの公開、運用まで担う。幅広い業界のバックオフィスにおける業務効率化や、小売業界の顧客接点のデジタル化用途を見込む。
Platio Canvas AIはIP制限やシングルサインオン(SSO)、ドメイン接続の機能も備え、セキュリティーを強化。「ASTERIA Warp」と連携することで、社内データを活用できる。8月下旬の提供開始を予定している。
同社のノーコードツールでは8万件以上のアプリが作成されている。新製品のAIは、業務アプリとして必要な機能などを既存のアプリから学習しており、ユーザーがチャットで伝えた要望を適切に反映することができるという。
Bakusoku.AIはビジネスユーザーの個人利用を見込む。Platio Canvas AIはASTERIA Warp同様、パートナー経由でエンタープライズ需要を狙う。AI利用のクレジット量が異なる2プランを用意する。Bakusoku.AIとPlatio Canvas AI合わせて3年間で5億円の売り上げを目指す。
平野洋一郎 社長
アステリアキャンバス(旧MikoSea)はアステリアによる買収を経て2026年1月に現商号へと変更した。アステリアはノーコードを軸にした事業強化を進めており、平野洋一郎社長CEOは「つなぐエキスパートとして、現場の仕組みやフィジカルAIまでつなぎたい」と方向性を示した。
(春菜孝明)