ミロ・ジャパンは7月8日、記者説明会を開き、国内市場の展開に向けてパートナー戦略を強化する方針を示した。従来の「リセラーパートナー」に加え、顧客に対する導入コンサルティングなどを提供する「ソリューションパートナー」を新設した。今後は同パートナーとともに顧客サポートを強化することで導入障壁を下げ、顧客層を拡大させる。
ソリューションパートナーは顧客の業務課題のヒアリングなどをしながらミロ製品の導入や活用を支援する役割を担う。これまで同社が提供してきたプロフェッショナルサービスをパートナーも提供できるようにした。現在はSCSKやフォーティエンスコンサルティングなどが参画している。
向山泰貴 社長
新設した背景には、同社の製品がオンラインホワイトボードから発展し、プロジェクト管理などにユースケースが広がる過程で、単なるリセールだけでは顧客の活用が難しくなっていたからだ。向山泰貴社長は「パートナーと連携して顧客に伴走しながら業務変革を後押ししたい」と意気込んだ。
データレジリエンスの確保を支援する施策も発表した。東京拠点に対して大阪を災害復旧拠点として活用することで、国内に閉じたかたちでデータを保護できるようになる。金融や官公庁といった規制が厳しい業界への導入を狙う。
国内ビジネスはSIer向けが好調で、今後はより幅広い業界への拡販を狙う。向山社長は「普段からITに慣れ親しんだ企業だけではなく、製造や小売りなどにも導入を広げたい。AI機能を拡充して、より簡単に操作できるようにする」と話した。同日には、音声入力に対応した生成AI機能を発表。会話の内容をミロ製品のワークスペース上に
まとめるといった使い方ができる。
(大畑直悠)