米Akamai Technologies(アカマイ・テクノロジーズ)日本法人は8月7日、セキュアエンタープライズブラウザー(SEB)新製品「Akamai Workforce Protector」を発表した。米本社が7月に買収したイスラエルLayerX Security(レイヤーエックスセキュリティー)のSEB製品を、Akamai製品にリブランドして展開、AI活用のガバナンス強化とブラウザーセキュリティー向上を支援する。
Akamai Workforce Protectorは、ブラウザー経由での操作を可視化・制御することが可能で、AIとの会話の保存や、アラート発生時の画面のスクリーンショットなど、証跡の確保まで行う。
企業は専用ブラウザーを導入するのではなく、既に使っているブラウザーにエクステンション(拡張機能)を入れることで利用できる。田中晴也・ストラテジック・アカウント・エグゼクティブは「企業でどんなブラウザーを利用していたとしても、ユーザーの操作感を損なわずにしっかりとセキュリティーが担保できる」と製品の特徴を説明した。
田中晴也・ストラテジック・アカウント・エグゼクティブ
ブラウザー拡張機能の管理機能も搭載する。従業員が利用している拡張機能を一覧で表示し、アカマイ独自の危険性評価を行う。バージョンごとの変化も追跡することで、悪意ある仕掛けが追加された可能性が分かるという。
日本リージョンに対応しており、国内にログを保存することができる。管理画面を日本語で操作することも可能だ。
ブラウザー経由以外の利用状況を可視化するエージェント型のWorkforce Protectorの開発も進めている。現在は先行リリース段階で、年内の正式提供を予定する。これにより、デスクトップアプリ経由で行われる業務についても可視化対象を広げる考えだ。(大向琴音)