ラクスと、決済代行や請求管理サービスなどを手掛けるROBOT PAYMENT(RP)は8月12日、資本業務提携を結んだ。RPの請求・債権管理製品「請求管理ロボ」をラクスがOEM展開し、2026年12月以降に市場投入する。ラクスはRPの製品力を生かして債権管理市場での伸長を図り、RPはラクスの顧客基盤を通じた販売チャネルの拡大を目指す。
ラクスの中村崇則社長(左)とROBOT PAYMENTの清久健也CEO
ラクスがRPの発行済み株式総数(自己株式を除く)の3.10%を取得する。取得価額は約3億円で、8月28日付で取得予定。業務面では営業・販売の相互支援や相互の顧客紹介、セミナー開催といった取り組みを進める。
ラクスはすでに「楽楽債権管理」を販売しているものの、請求データと入金データの照合・消込作業の効率化を中心とした製品であり、OEM製品によって、多様な決済手段への対応や、未収連絡(催促)といったRPが強みとする機能を取り込み、市場のニーズに応える。OEM製品を「楽楽債権管理」(仮称)、既存製品は「楽楽債権管理Lite」(同)とする。OEM製品は29年3月期に累計導入社数1000社を目指す。
13日の会見で、ラクスの中村崇則社長は、請求書発行・管理製品の「楽楽明細」の既存顧客からの債権管理に対する引き合いが強いとし「1000社と言わず、もう少し上に行けるようにしたい」と意気込んだ。RPの清久健也CEOは「ラクスの強力な販売力と顧客基盤にわれわれのプロダクトを加えることは非常に魅力的だ」と提携の意義を語った。
(藤岡 堯)