Luna 8は、クラウドサービスや決済、ID管理などで利用される暗号鍵を保護するHSMだ。独自設計の暗号プロセッサーを搭載し、将来の暗号方式の変更に柔軟に対応できるようにしたほか、仮想化技術によるマルチテナント機能も備える。舟木康浩・シニアセールスエンジニアマネージャーは、「従来は用途ごとに複数のハードウェアを提供していたが、今回は金融決済や電子認証などさまざまな用途に対応する機能を1台のハードウェアに統合した」と説明した。
Luna 8は2026年12月に出荷を開始する予定。同社は今後、日本市場でSIerとの連携を進めながら、量子時代を見据えた暗号基盤の整備を支援していく考えだ。
(山本浩資)