Microsoft MarketplaceはクラウドソリューションやAIアプリケーション、エージェントなど、グローバル全体で4000件以上の取引可能な製品をそろえる。クラウド事業者の各社が独自のマーケットプレイスを拡大する中、Microsoft Marketplaceでは「Azure」や「Microsoft 365」と連携するアプリケーションなどがラインアップされている。年間の取引金額は2倍以上の伸びで推移している。
Microsoft Marketplace上では、ソフトウェア提供元(ソフトウェアベンダー)が特定の顧客に対し、個別に合意した価格や条件に基づく「プライベートオファー」を提示することができる。これに販売パートナーが介在する「MPO(Multiparty Private Offers)」、ソフトウェアベンダーがパートナーに再販権を付与する「REO(Resale Enabled Offers)」の二つの仕組みを組み合わせた「2Tierモデル(REO+MPO)」によって、2段階商流が可能になる。具体的な取引フロー(図参照)としては、ソフトウェアベンダーから再販権を得た一次販売パートナー(ディストリビューター)がREO、二次販売パートナー(リセラー)がMPOの仕組みをそれぞれ利用する。
Microsoft Marketplaceでの取引は各当事者にメリットがある。ユーザーは「Microsoft Azure」の消費コミットメント枠(MACC)にMicrosoft Marketplaceの購入額を充当できるほか、購入判断から契約、利用開始の迅速化を見込める。2段階商流であれば、ソフトウェアベンダーは一次パートナーとの契約を起点に販売範囲を広げられる。一次パートナーはオンラインストア上にも既存の販売網を生かした商流を構築でき、二次パートナーはディストリビューターを介すことで幅広い商材を取り扱える。
パートナーがMPOを利用するには(1)「Microsoft AI Cloud Partner Program (MAICPP)」に登録(すべてのマイクロソフトパートナーが既に加入済み)(2)Microsoft Marketplaceへ登録(「Microsoft Publisher Agreement」という契約に同意)(3)法人の税・支払いプロファイルを登録─の三つの手続きが必要になる。
Microsoft MarketplaceはクラウドソリューションやAIアプリケーション、エージェントなど、グローバル全体で4000件以上の取引可能な製品をそろえる。クラウド事業者の各社が独自のマーケットプレイスを拡大する中、Microsoft Marketplaceでは「Azure」や「Microsoft 365」と連携するアプリケーションなどがラインアップされている。年間の取引金額は2倍以上の伸びで推移している。