NTTテクノクロスは10月8日、AIによる分析でシステム開発プロジェクトの進行を支援する「PromanAIde」を発表し、同日から提供を開始した。
PromanAIdeは、同社が蓄積してきた知見と熟練PMの思考プロセスを組み込んだプロジェクト分析ソリューション。計画書や進捗報告書、議事録などを基に、▽進捗▽品質▽コスト▽リスク▽コミュニケーション─の5軸で状況を評価する。分析結果はダッシュボードで可視化し、評価の根拠やリスク要因、改善策を提示。AIチャットによる詳細な確認にも対応する。既存の資料をそのまま分析できるため、現場の負担を抑えて導入できる点を強みとする。
パブリッククラウド上のSaaSとして提供し、月額料金は税別15万円から。顧客が所有するクラウド環境にも対応。導入支援サービスも用意する。主なターゲットはIT事業者のほか、DX推進のために外部委託でソフトウェア開発を進める非IT企業などで、中大規模案件を想定する。3~4年で50社への導入、売上高3億円を目指す。導入時には顧客固有のルールにあわせて調整する必要があるため、当初は直販を中心に展開し、ノウハウの蓄積や体制整備が進んだ段階でパートナー販売へ拡大する計画だ。
小西史和 取締役
同社はPromanAIdeを、AIで複数プロジェクトの状況やリスクを横断的に可視化し、原因分析や対応策の提示によって迅速な意思決定を支援する「AI-PMO構想」の第1弾と位置付ける。取締役クロスプラットフォーム事業部の小西史和・事業部長は、クラウドやAIを活用した開発の普及に伴いシステム開発の大規模化・複雑化が進む中、「プロジェクト数や情報量が増えると、判断の負荷も増大する」と指摘。AI-PMO構想を通じて課題解決を図る考えを示した。
(南雲亮平)