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アクティファイ、高可用性ソリューションの新版の販売を開始
2025/05/23 15:22

今回販売を開始したのは、ペンギンソリューションズの「Stratus ztC Endurance」プラットフォーム向けの「ActiveImage Protector 2022 for Stratus ztC Endurance Windows」と、「ActiveImage Protector 2022 for Stratus ztC Endurance Hyper-V」の2製品。24時間365日システムの無停止稼働を実現するStratus ztC Enduranceと、システム/データ保護のための多彩なバックアップ/復元機能を備えたActiveImage Protector 2022を組み合わせた運用によって、「ソフトウェア障害」「人為的ミス」「サイバー攻撃」などのソフト面での障害からも迅速にシステムの復旧ができ、ソフト/ハード両面で高度な可用性を兼ね備えたトータルな信頼性あるソリューションの構築が可能となる。
新版の主な特徴として、稼働中のStratus ztC EnduranceのOS、アプリケーション、データを含むコンピューターの内容をディスクイメージで丸ごと高速にバックアップできる。緊急時には、バックアップから複雑な操作を必要とすることなく、迅速・確実にシステム全体を復元することができる。また、ファイル、フォルダー単位のバックアップ/リストアを行える。前回のバックアップから変更されたブロックのみをバックアップするため、保存先の容量や処理時間を大幅に縮小できる。
ActiveImage Protectorを使用することで、RTOを削減する復旧を実現し、日々のバックアップを更新でき、データロスを最小限に抑えることも可能。さらに、Stratus ztC Endurance(Hyper-V)の仮想マシン(Windows/Linux)のバックアップでは、ActiveImage Protectorのエージェントをインストールして運用するエージェントベース・バックアップ、またはエージェントをインストールしないエージェントレス・バックアップを選択して実行することができる。また、Stratus ftServe VMwareモデルからStratus ztC Endurance Hyper-Vへのリプレイス時のマイグレーションにも対応している。
バックアップが終わると自動的に保存先を遮断。ランサムウェアなどのウイルス攻撃があった場合でも保存先を安全に隔離できる。作成したバックアップファイルを他の保存先に、スケジュールでレプリケーション(複製)できる。ローカルディスク、ネットワーク共有フォルダー、FTP、FTPS、SFTP、WebDAV、Amazon S3、Azure Storage、Wasabi、OneDrive、Google Drive、Dropboxといった幅広い保存先を利用することが可能。
対応モデルは、アクティファイとペンギンソリューションズで十分な検証作業を実施している。また、専用のバックアップ運用ガイドを提供しているため、安心して導入できる。
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