「希望に満ちた雲」を目指して!

富士通ビー・エス・シー
兼子孝夫 社長
 厳しい状況だった2009年。それだけに、2010年は明るい年にしたい。その思いを込め、クラウドビジネスが台頭している状況と、話題のテレビ番組「坂の上の雲」とかけて、キーワードは「『希望に満ちた雲』を目指して!」を挙げる。

 クラウドという言葉は、まだどこか不透明で、使いたくないという気持ちがあるが、ネットワークを通じたサービスとして、アプリケーションや情報システムを提供するサービスは確実に浸透する。今後の経営戦略を担ううえで必要不可欠な要素で、当社としても2010年度(11年3月期)から本格的に取り組む。まずは建設業向けERP「CAP21」をクラウド化し、富士通またはアウトソーシングサービスパートナーのビットアイルのデータセンター(DC)を活用してビジネスを開始するつもりだ。

 クラウド以外では、ITアウトソーシングを含めたBPOを強化し、技術・ソリューション的にはエンベデッド(組み込み)ソフト開発、オンメモリデータベース、モバイル、開発フレームワークを得意分野として、いっそう磨き上げる。

 ターゲット市場としては、国内だけでなく、中国にも目を向ける。中国には拠点をもち、10年以上の間、オフショア開発先として活用しているほか、ここ数年はさまざまなビジネスを模索してきた。ITアウトソーシングを含めたBPOにビジネスチャンスを感じており、2010年は何らかの形で中国でのビジネスに花を咲かせたい。