解剖!メーカー流通網

<解剖!メーカー流通網>76.日本セパレートシステム パートナープログラムで拡販狙う 物流分野に強いSIerを開拓

2010/08/19 20:45

週刊BCN 2010年08月09日vol.1345掲載

 日本セパレートシステムは、物流関連の人材派遣、業務委託を手がけている。2年前にエンジニアリング部を立ち上げ、ソフトウェアの受託開発と、自社パッケージ製品の開発を開始した。てのひら静脈認証を活用したタイムレコーダーシステム「Hand Time」などを販売している。

 「Hand Time」は、OSSの勤怠管理システムをベースとして、物流業のノウハウを生かしてカスタマイズされている。物流業者、物流関連の業務請負業者などに、自社スタッフの人材派遣や業務請負案件と合わせて、直販を中心としてシステムの提案を行ってきた。その一方で、大型物流システムを販売するSIerと組んで、物流業者に導入した実績をもっている。

 同社は、こうした物流システムを得意とするSIerなどと組んで自社ソリューションの拡販を図るため、今年9月から新しいパートナープログラムを開始する。パートナープログラム「Sepa-Blossom」では、今後自社パッケージ製品を販売する1次店、2次店、またソフトウェア、ハードウェア開発を手がけるベンダーの支援を強める。

 具体的には、製品を販売・サポートする「販売パートナー」、製品をOEM供給もしくはバンドルして販売するパートナーとして「OEM・バンドルパートナー」、同社の製品を自社の顧客に紹介したり製品との連携ソリューションを盛りこむパートナーとして「ストラテジック・アライアンス・パートナー」の三つのパートナーカテゴリを設けた。とくに特徴的なのが「OEM・バンドルパートナー」に対する支援で、ソースコードを一部公開し、自由に改変できるような環境を提供する。また「当社が、パートナーとのOEM・バンドル製品を販売するなど互いに共同で営業活動を行うことも考えている」(エンジニアリング事業部業務推進室の高橋亮人チーフマネージャー)とのことだ。

 日本セパレートシステムは、今後3年間で3億円の売り上げを見込んでいる。(鍋島蓉子)

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