年頭所感

【2013年 年頭所感】 NECネクサソリューションズ

2013/01/10 20:40

週刊BCN 2013年01月07日vol.1463掲載

絆・共鳴・気炎万丈

鈴木良隆 社長
 社長に就任してから半年ほどになるが、おもしろくて、楽しくて、わくわくしている。それは、顧客満足度を最重要と位置づけて、会社が変わってきていることを実感しているからだ。例えば、「ライジングゾーン」という、顧客の事業成長に貢献して日本一になれそうな製品・サービス分野(ゾーン)をつくった。現在、バス会社向けソリューションなど16個のゾーンがあり、これを広めていこうと意気込んでいるところだ。

 また、営業担当者が顧客と接する時間を増やすために、「営業パートナーセンター」を設けた。営業事務の処理などをここに移管して、営業担当者の商談件数の増加を図っている。さらに、既存顧客のフォローをSEに任せて、新規顧客開拓に専念できる仕組みにした。

 2013年度(14年3月期)には、新しい中期経営計画を開始する。「ライジングゾーン」を現在の16個から50個に増やすことが目標だ。また、提案スタイルをオンプレミス型からサービス型にしたい。当社は、東名阪の年商100億~500億円の中堅企業をターゲットとしているが、中堅企業はIT担当者が少なくてシステムの運用に手間をかけられないという実情があって、サービス型への要望が増えている。

 キーワードの“絆”は日本人の絆で、“共鳴”は仲間同士のキャッチボールを意味する。これに燃えるような意気込み“気炎万丈”をかけ合わせて、13年は「よし、やろうぜ!」という意気で日本を元気にしたい。
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外部リンク

NECネクサソリューションズ=http://www.nec-nexs.com/