年頭所感

【2013年 年頭所感】 スーパーストリーム

2013/01/17 20:40

週刊BCN 2013年01月14日vol.1464掲載

進化

谷本善男 社長
 旧エス・エス・ジェイは販売に専念する体制だったが、2012年5月に改めて開発部隊を統合し、社名をスーパーストリームに変えた。これにより、マーケティング部隊から上がってくる声をスピーディに製品に反映できるようになった。今は、開発部隊の人間力向上に取り組んでおり、顧客と折衝する機会を増やしていく方針だ。

 中堅規模以上の企業でのデファクトを目指したい。外資系ITベンダーがもつ強みはERP(統合基幹業務システム)で、プロセス間の緊密な連携を特徴としている。一方で、「SuperStream」は財務会計管理、人事・給与管理モジュールしかないが、約7000社の累計納入実績とパートナー力を強みとしている。Family製品である他社の基幹システムと連携することで、それぞれの強みを生かすことができる。2013年は売り上げ30%アップを狙う。最近は大型案件が増えており、リプレース需要は相当見込める。3年以内に、1万社の納入を実現したい。

 キーワードは進化だ。グローバル化とFamily製品の拡充を進める。海外はSaaS、本社はオンプレミスという事例が目立ってきた。将来グローバル進出したいという顧客からの声がけも増えている。人材という面では、会計一本の営業では難しいので、教育はもちろん、キヤノンITソリューションズとの連携を通じてコンサルティング力の強化に努める。組織の壁をつくると、進化もままならないので、本部制への移行を検討している。
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外部リンク

スーパーストリーム=http://www.superstream.jp/