年頭所感

トランスフォーメーション

2018/01/10 09:00

週刊BCN 2018年01月01日vol.1708掲載

 設立30周年にあたる2018年は、あらゆる意味でトランスフォーメーション(転換)しなければならない年だ。AIやIoTを例に挙げるまでもなく、ITの進化とともに、あらゆる業種・業態のビジネスは大きな変化を遂げている。ユーザーとともに、当社自身もトランスフォーメーションしなければ、勝ち残れないことを意味している。

岩本敏男
社長

 18年度は、実力値ベースで連結売上高が2兆円を超え、海外売上高比率が50%水準に達する見込み。海外社員比率もすでに7割近くになった今、NTTデータがグローバルでどのような会社になりたいのか、より密に詰めていく必要がある。折しも、3か年中期経営計画の最終年度であり、同時に次の中計を策定する年。自らを大きく変えていく重要な節目の年となる。

 コンピュータの進化を表す指標として、CPUの処理速度が飛躍的に高まるとしたムーアの法則が有名だ。処理速度はいずれ限界がくるなどと一部で言われているが、もう少し視点を引いてみると、違ったものがみえてくる。

 真空管から始まって、トランジスタ、集積回路と情報処理は進化。そして次世代技術の量子コンピュータの技術的突破口もみえ始めた。NTTの研究所でも量子コンピュータの研究を意欲的に進めており、近い将来に実用化されたタイミングで、再びビジネスの大きなトランスフォーメーションが起こる。

 当社はまだ若い企業であり、これからも新しい技術を貪欲に吸収し、若竹のように高々と伸びていきたい。
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外部リンク

NTTデータ=http://www.nttdata.co.jp/