2017年の業績は堅調に推移し、成長できた1年だった。18年は、進取の精神を大切にして、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジしていきたい。

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黒瀬善仁
社長

 日本全体のIT市場も着実に伸びていると実感している。ただ、劇的に変わったというよりは、従来路線の積み重ねという印象だ。

 17年は、システム開発の関係でオートメーションの引き合いが非常に多かった。団塊世代の退職や少子化で、人手不足が深刻になっていることを実感している。この需要は今後も続くだろう。

 新しい取り組みとしては、人工知能を活用した画像認識による皮膚疾患診断サポートシステムの実用化を目指し、筑波大学と共同研究を開始した。

 LPWAネットワーク「SIGFOX(シグフォックス)」のサービスも17年にスタートし、パートナーは200社を超えた。今まで想像していなかった領域に通信を対応させることができるので、アイデア次第でビジネスの可能性は大きく広がるだろう。

 世界も日本も、企業は転換点を迎えている。日本は日本なりに歩んでいるが、中国や韓国などの勢いは決して侮ってはいけない。海外の動きをしっかりと注視し、自分たちの立ち位置を把握することが、より一層重要になっていると思う。

 18年は、これまでに着手したものが花開く年になると思う。100%成功するから挑戦するのではなく、積極的に新しいことに取り組む姿勢を引き続き重要視していくつもりだ。