年頭所感

電通国際情報サービス X innovationを加速し、新たな事業創出へ

2020/01/15 09:00

週刊BCN 2020年01月06日vol.1807掲載

 デジタルテクノロジーの急速な進化により、エンタープライズIT市場では業種や業界の垣根を越えた新たなビジネス創出に取り組む動きが顕著になっている。

名和亮一
社長

 当社では19年に新たな中期経営計画を発表。そこで掲げたのは、業種業態やテクノロジー、地域などの枠を越えた“X innovation”を推進し、当社グループの強みであるFinTechやデジタルマーケティング、スマートエンタープライズなどの領域で新たなビジネスを創出することだ。19年7月には推進母体となるX innovation本部を設置し新規事業開発の取り組みを加速している。

 具体的には、金融セグメントでは大手企業との合弁によるFinTech関連のグループ会社を複数設立したほか、製造セグメントでは複数企業との資本・業務提携やコンソーシアムを設立。パートナー企業とともにそれぞれの業界での需要を取り込んでいく。

 一方で、新たな企業理念を「HUMANOLOGY for the Future」と定め、本中計では人材投資や社内改革に120億円を増額投資する計画を盛り込んだ。65才定年制度や給与の引き上げ、ワークスタイル改革を進めることで人材面を徹底的に強化し、新規ビジネスを構築するための基盤としたい。

 20年は企業や社会のデジタルトランスフォーメーションに向けた取り組みはますます拡大していくと見られ、既存の業種業態を超えた事業変革は本格化するだろう。ユニークな提案力と実装力が求められる中、われわれは自身の強みを生かしつつX innovationによって着実な成長を図っていきたい。
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外部リンク

電通国際情報サービス=http://www.isid.co.jp/