企業動静

企業動静 2025年7月28日付 vol.2069

2025/07/29 09:00

週刊BCN 2025年07月28日vol.2069掲載

再編

ラック
同じKDDIグループのKDDIデジタルセキュリティと10月1日付で合併し、KDDIデジタルセキュリティは企業としては消滅。セキュリティーサービスの提供体制を拡充し、今後の成長につなげる。
7月17日

提携

SB C&Sとテクノル
SaaS製品の販売拡大に向けて協業を強化。テクノルは青森県八戸市に本社を置き、IT製品・サービスの販売やシステム構築・保守などを展開。SB C&Sの支援を受けSaaS製品の提案や導入支援を加速し、青森県内を中心に地域企業のDXを推進。
7月14日

KDDIとAcompany
個人情報・位置情報を含むビッグデータの安全かつ高度な活用に向けて提携。Acompanyは、データの計算過程を秘匿化しつつ高度な分析を可能とする秘密計算技術を開発。複数の企業が安全なかたちでデータ連携を進めるための秘匿化技術やサービスを共同で提供へ。
7月16日

アイレットと米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス)
「VMware」環境のクラウド移行を推進する戦略的協業契約を締結。2024年4月に販売が終了した「VMware Cloud on AWS」に代わるVMware環境移行基盤として、AWS上への直接移行支援や、アイレットがパートナーとして取り扱う「Nutanix Cloud Clusters on AWS」を活用したソリューションを提供。
7月17日

Splunk Services JapanとGMOサイバーセキュリティ byイエラエ
擬似的なサイバー攻撃を実施するペネトレーションテストを通じてセキュリティー強化策を提案する「サイバーレジリエンス強化スイート powered by Splunk&GMOサイバーセキュリティ byイエラエ」の提供を開始。診断後にSplunkのSIパートナーが適切なSplunk製品を導入し、企業の対応力・予防力を強化。
7月17日

ユニアデックスと米Lazarus Enterprise(ラザロエンタープライズ)
日本市場で初めての戦略パートナー契約を締結。ラザロはハルシネーション(誤情報生成)のリスクが低いAI技術を提供。ユニアデックスのITインフラと合わせ、秘匿性の高い情報などとの連携や、インターネットに接続しないオンプレミス環境などでの生成AI活用を加速。
7月17日

マクニカと米Abnormal AI(アブノーマルエーアイ)
国内における販売代理店契約を締結。アブノーマルの製品は、人間の行動モデルに基づき、高度ななりすましや詐欺の被害につながるメールを検知。各種コミュニケーションツールやID管理のセキュリティーを高める。
7月17日

米Cisco Systems(シスコシステムズ)と情報通信研究機構
2017年に締結した研究協力覚書を更新し再契約。サイバーセキュリティー領域での研究協力を拡大し、両者の従業員の相互派遣を含む人材交流、サイバー脅威やインシデントの分析、AIセキュリティーの研究などを実施。
7月18日

みずほフィナンシャルグループとソフトバンク
AGI(汎用人工知能)時代を見据えた戦略的包括提携契約を締結。ソフトバンクが米OpenAI(オープンエーアイ)と共同開発する「Cristal intelligence」を金融業界で初めて導入へ。法人向けに金融サービスや経営アドバイスを24時間いつでも提供できるように。営業活動やコールセンター業務の効率化にも活用。
7月18日

買収

U-ZERO
ビジョンセリングが提供する、AIを活用した採用代行サービス「AIreach」を買収。AIが採用ターゲットを自動で言語化・選定することでスカウト工数を削減。U-ZEROの製品で蓄積されるデータを組み合わせて、採用から定着・活躍までを一貫して支援するソリューションを開発へ。
7月17日

出資

BlueMeme
100%子会社のBlueMeme Partnersを通じて、在宅医療サービスとオンライン薬局事業を展開するメディバリーに出資。BlueMemeのローコード技術を活用し、メディバリーのサービス開発スピード向上と運用の柔軟性確保を目指すとともに、資本政策など経営面でもBlueMemeが支援。医療分野でのIT活用高度化を推進。
7月17日

事例フラッシュ

デル・テクノロジーズ
富士ソフトグループでITコンサルティングを手掛けるイデア・コンサルティングが、社内向け仮想デスクトップ基盤の刷新でサーバー「PowerEdge」とストレージ「PowerStore」を採用。従来の基盤が抱えていたパフォーマンスと信頼性の問題を解決。
7月14日

セールスフォース・ジャパン
中外製薬が「Sales Cloud」「Data Cloud」「Marketing Cloud」を採用。顧客である医療関係者ごとにパーソナライズした柔軟な対応を行えるようにするため、AIソリューションの「Einstein」や「Agentforce」の導入を視野に。
7月15日

米UiPath(ユーアイパス)日本法人
TISが、クラウド型経費精算システム「Spendia」の開発でテスト効率化ソリューション「Test Robots」を導入。障害発生時に回数が増加するテストの一部を自動化し、工数削減とテスト品質の平準化を実現。テスト工数は50%の削減を見込む。
7月15日

Sansan
近鉄百貨店が契約データベース「Contract One」を導入。テナントとの契約更新や新規誘致の交渉において、契約情報を即座に把握できる環境として整備。契約書を営業現場でいつでも参照できるようにすることでテナント交渉を円滑化。目視と手作業で行っていた契約条件の一覧作成もAIで効率化。
7月16日

米Zendesk(ゼンデスク)日本法人
ソニーグループと都内のタクシー会社5社が共同出資するS.RIDEが「Zendesk」を採用。タクシー配車アプリの顧客対応のため、Zendeskを中核とする運用基盤を構築。1日あたり約100件の問い合わせを5人のオペレーターで処理。必要な機能が標準搭載されており、迅速に実装できる点を評価。
7月16日

米Blue Yonder(ブルーヨンダー)
コベルコ建機が「Blue Yonder」で需給計画業務をデジタル化し、グローバル生産・販売体制を強化。在庫切れを最小限に抑えながら販売機会の損失を減らし、利益を最大化。変化が激しく混乱が常態化している環境で、市場変動に対する意思決定のスピードを加速。
7月16日

富士通
マツダが「Fujitsu Data Intelligence PaaS」を利用し、全社におけるデータ利活用を加速。PaaSとマツダの業務データを連携し、データの統合・可視化を進めることで、ビジネス状況をリアルタイムに可視化し、データに基づいた迅速な意思決定を可能に。工場、情報システム、購買、国内営業の4部門で本格運用を開始。
7月16日

米Snowflake(スノーフレイク)日本法人
メーカー、卸、小売りなどを中心とする約240社で構成するリテールAI研究会が、流通業界の課題解決を目指すプロジェクト「J-MORA Intelligence」で「Snowflake」を採用。業界共通商品マスター「J-MORA」を活用し、現場の課題解決を目指すプロジェクトで、今後約3カ月の実証プログラムを実施。
7月17日

日鉄ソリューションズ
バレーボールリーグを運営するSVリーグに、試合日程自動作成システムを提供。総試合数528試合に上るレギュラーシーズンの試合について、競技上の公平性や会場の確保状況を考慮した日程作成を支援。条件との矛盾があるときはその箇所を表示し、個別調整可能。サッカーのJリーグやバスケットボールのBリーグでも実績がある。7月17日

セゾンテクノロジー
高知工科大学が「DataSpider Servista」を導入し、教育DX推進に向けた環境を整備。教務、教員評価、人事、財務会計など各システムのデータを内製で連携が可能に。入退室管理や図書館の自動貸し出しなど20を超えるシステムにデータを提供する基盤として運用。
7月17日

米Denodo Technologies(デノードテクノロジーズ)日本法人
NECが「One NEC Dataプラットフォーム」の構築・運用のため、データ仮想化ソリューション「Denodo Platform」を活用。グループ全体のデータから必要なものを素早く利用できるように。データ提供に要するリードタイムは5日間に、コストは約4分の1に削減。
7月17日

RevComm
KDDIが、対面会話解析AI「MiiTel RecPod」とWeb会議解析AI「MiiTel Meetings」を法人営業部門に導入。約650人の営業担当者の対面商談、オンライン商談の内容を一元管理。日報や記事録など目的別の要約を自動作成し、提案の高度化やサービス改善に活用。
7月17日
  • 1