BCN FORUM

賛否両論渦巻く

2003/07/28 15:27

週刊BCN 2003年07月28日vol.1000掲載

 エッジ(堀江貴文社長)は、8月29日から「リンドウズOS 4.0 日本語版」の販売を始める。

 リンドウズは、ウィンドウズの操作画面を意識して開発されたLinuxベースのOS。OS単体の価格が6800円と、ウィンドウズXPホームアップグレード版の実売価格1万2900円より安い。

 だが、ウィンドウズでは原則無料のセキュリティアップグレードが、リンドウズでは有料である点が異なる。価格は年間9800円で、オンラインでOS本体や各種アプリケーションソフトの追加および最新版への更新ができる。仮に年間9800円を支払わなくても、初期出荷時の機能は果たキ。

 堀江社長は、「何ごとも競争してこそ、良い製品ができる」と、個人や法人のクライアントパソコン向けのOSとして売り込む。

 ただ、あまりにも元祖ウィンドウズと操作画面が似ていることから、今後とも同OSを巡っては賛否両論が飛び交いそうな気配だ。
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