中国では、日本製品を所有することがステータス。秋葉原に大挙して押し寄せる多くの中国人は、日本製の家電製品を大量に購入していきます。なかでも炊飯器やカメラなどが大人気のようです。

　そんな人気の日本製品ではありますが、海外市場に目を転じると、家電の多くの分野で競合の後塵を拝しているのが実情です。

　富士通ビジネスシステム（FJB）の関連会社で、IT教育や研修サービスとシステム技術者などの人材派遣サービスを展開するFJBエージェントは、中国へのビジネス進出を図る日本企業へのサポートサービスを展開してきました。

　8月には、中国のECサイトで日本製品を専門に扱う「銀聯在線商城日本館」に出店する日本企業をサポートするビジネスを開始。アパレルやアクセサリー、化粧品、食料品、ベビー用品などが中心のようですが、日本製品を前面に押し出したブランディング強化は競合との差異化につながるはずです。（信澤健太）

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FJBエージェント、中国ECサイト支援・構築サービス、日本企業を支援