コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)とコンピュータシステム販売店協会(JCSSA)が共同策定した「情報システム取引者育成プログラム」がいよいよ9月からスタートします。
情報システムの信頼性を高める取り組みは、2005年の東京証券取引所のシステム不具合による取引停止事故を発端に始まりました。
情報システム取引者はベンダーとユーザーのリテラシーギャップを埋めるという大きな役割を担います。ユーザーとベンダーが結ぶあいまいな取引慣行によるトラブルが後を絶たないなかで、 このプログラムは“馴れ合い”の契約から、“いがみ合い”の訴訟に発展することを防ぐ布石となりそうです。(鍋島蓉子)
【記事はこちら】
情報システム取引者育成協議会 SMB向け「健全取引」の普及へメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.9.2」より