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シネックスインフォテック、創業者の手腕に注目

2010/12/07 15:26

 国内大手ディストリビュータの一角、丸紅インフォテックが米シネックスグループの傘下に入りました。12月1日付で、新生シネックスインフォテックとして始動。社長には、米シネックスの創業者で前会長兼CEOのロバート・ファン氏が就任し、旧丸紅インフォの天野貞夫社長は会長職に就きました。

 米シネックスは1980年に米国で創業し、売り上げの90%以上を占める北米を中心に中国や英国、メキシコ、フィリピンなどで事業を展開するビジネスプロセスサービス大手。シネックスインフォテックは、米シネックスの販売手法などを採り入れていく方針です。

 キーマンとなるファン氏は九州大学を卒業し、日本語に堪能です。ある大手SIer幹部は、「外資系のメーカーはたくさん参入しているが、ディストリビュータでは成功例がない。その意味で非常に興味がある」と述べていました。ファン氏の経営手腕に注目です。(信澤健太)

【記事はこちら】
丸紅、丸紅インフォを米SYNNEXグループに譲渡
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.12.7」より
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