先日、ある端末周辺機器メーカーの社長を取材しました。社長はビジネス領域を海外に広げることを重視しており、なかでもインドでの事業展開に向けて強い意志を示しました。インド企業とのパートナーシップづくりに取り組んでこのところ頻繁に現地に出張しているそうです。
インドは、著しい経済成長に伴って中間層人口が増大し、巨大なコンシューマ市場ができつつあります。ITサービス市場も大きな盛り上がりをみせているところです。調査会社のガートナーは、インドのITサービス事業社上位10社の年間成長率を19.9%とみています。
海外ビジネスに注力する野村総合研究所が、10月下旬にコンサルティング事業を手がけるインド法人を設立――。このニュースをみて、日本のIT企業がインドの市場に向けて動き出していることを実感しました。野村総合研究所が、どんな戦略でインドに赴くか、要点をまとめています。(ゼンフ ミシャ)
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NRI、インドにコンサルティング事業の現地法人を設立、資本提携もメールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.10.5」より