運用業務が楽、初期費用が安い、システムを拡張しやすい――。クラウドのメリットを表す一般的な言葉です。
先日、省スペースを実現するためにクラウドを導入した中小企業を取材しました。
クオーターバックというユーザー企業が、日本マイクロソフトのクラウド「Office 365」を導入した事例です。SIerのダンクソフトが導入を支援しました。
ダンクソフトは、クオーターバックから、「窮屈になったオフィスをどうにか改造してほしい」と依頼され、ITを活用したプランを提案。もともと日本マイクロソフトの製品・サービスを使ったソリューションに強いダンクソフトは、新製品の「Office 365」をそのプランに盛り込みました。
ダンクソフトのソリューションで、クオーターバックは新たに約40%の自由な空間を生み出すことに成功しました。
オフィス改造のためにクラウド――。ユーザー企業が悩んでいることはさまざまで、クラウドを導入する理由もまた多種多様であることを感じた事例です。(木村剛士)
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<THE決断!ユーザーのIT導入プロセスを追う>クオーターバック オフィス改造をクラウドで実現メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.11.25」より