原稿を書くとき、「スマートフォン」「タブレット端末」という単語を入力する機会が増えています。スマートフォンとタブレット端末の総称、「スマートデバイス」という言葉も、頻繁にキーボードに打ち込んでいるような気がします。それだけこれらの端末に関するニュースが増加しているのでしょう。
なかでも多いのが、実証実験ネタ。教育機関や地方自治体、医療機関といったIT化にわりと疎い業界が、次々とスマートフォンとタブレット端末を導入し、IT化を試みています。
最近でいえば、信学会とキャスタリアが組んで、スマートデバイスで保育士などの業務を効率化する実証実験を始めました。
IT化が進んでいない業界が、新たなデバイスを利用したIT投資に踏み切る――。こんなにうれしいことはありません。さまざまな障壁があるかもしれませんが、どの実験も、成果を上げてほしいと願っています。(木村剛士)
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信学会とキャスタリア、幼稚園でスマートフォン・タブレット端末を用いた教育実証実験メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.5.18」より