ストレージやIT管理ソフトウェアを提供する米EMCコーポレーションのジョー・トゥッチ会長兼CEOが10月29日に来日し、都内のホテルで記者会見を開きました。EMC本社のトップが日本を訪れるのは4年ぶりです。
トゥッチ会長兼CEOは、世界で5万3000人以上の社員を率いるIT業界の著名人。2001年にEMCのCEOに就任し、ハイエンド向けストレージに特化していたビジネスモデルを変革しました。製品群を拡大し、積極的に新規市場に参入したほか、技術力の強化を目指して、およそ70社のITベンダーを買収。ここ10年間の買収への投資は140億米ドル以上だそうです。
トゥッチ会長兼CEOは、現在、中国をはじめとする新興国の成長市場で、EMCの存在感を高めることに取り組んでいます。8月には、パソコンメーカーのレノボとの提携を発表。『週刊BCN』で、その提携を語りました。リンク先の記事にまとめています。(ゼンフ ミシャ)
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EMCのジョー・トゥッチ会長兼CEO、レノボとの提携で「最大の狙いは中国市場の開拓」メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.10.31」より