イーフロンティアが、カナダに本社を置くCorelと国内販売契約を結びました。イーフロンティアにとっては、コーレルブランドの製品の販売は、グラフィックスソフトの販売強化につながります。一方、日本法人のコーレルはOEMを中心にビジネスを手がけることになりました。
このアライアンス、実は意外なことから実現したそうです。ある展示会で、Corelの幹部がイーフロンティアの佐藤篤取締役と何げなく名刺交換。数年後、Corelは日本向けビジネスの抜本的な改革に踏み切ることになり、その幹部がパートナーを探していた時、佐藤取締役との出会いを知り合ったことを思い出しました。そしてイーフロンティアに話を持ちかけた……。
大まかにはこのような流れです。もちろん、単に「展示会で知り合った」という理由だけではありませんが、アライアンスというのは、ひょんなことがきっかけで実現するともいえるでしょう。(佐相彰彦)
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イーフロンティア コーレル製品でグラフィックス市場を拡大 今年度の売上規模を前年度の1.5倍にメールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.11.19」より