12月に入って、だいぶ寒くなりました。いよいよ鍋の季節です。今年の夏休み、秋田に旅行したこともあって、最近は秋田名物・きりたんぽ鍋にどっぷりはまっています。そう、日本にはその地方ならではの食べ物がたくさんあります。
少子化や経済の低迷で、いま、日本の地方は疲弊しています。きりたんぽ鍋を味わいながら、地方活性化のチャンスは、観光の強化にあるのでは、と考えました。
富裕層が急増しているのアジア各国から、観光客を誘致する。自国では食べることができないものや見ることができない風景を、香港や台湾、シンガポールの富裕層に提供する――。政府や自治体レベルですでに取り組んでいることですが、各地の特色を前面に押し出し、海外でのPR活動にさらに力を入れることが有効な手段になるはずです。
もう一つ、外国人観光客の誘致に重要なのは、簡単にインターネットにアクセスして、情報を集めることができる仕組み、つまり高速Wi-Fi環境を用意することです。日本はWi-Fiの普及が遅れているといわれますが、いま、海外から日本の地方を訪れる観光客が、日本のWi-Fi環境の整備を促しています。(ゼンフ ミシャ)
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外国人観光客がWi-Fi環境の整備を促す アクセスポイントの提案が商機につながるメールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.12.12」より