ストレージビジネスが順調に伸びているディストリビュータ、ネットワールド。2008年にネットアップ製ストレージ機器の販売を開始し、ビジネスが本格化した翌年から売上高は年平均200%前後で伸長しています。13年度(13年12月期)は、前年比190%でした。
好調の理由は、中堅企業をメインターゲットにしていること。どの販社も手をつけなかった市場で、ネットアップを知らないユーザー企業が多く、ビジネスに着手した当初は大変苦労しました。最初に導入した企業は営業担当者と仲がよかった取引先で、つまりはおつき合いで買ってくれたそうです。それでも、今はその会社でネットアップのストレージ機器が8台も稼働しています。
ユーザー企業は製品に魅力を感じたからこそ継続して導入しているのですが、ネットワールドに「新しい市場で絶対に広める」という覚悟があったのも、好調の理由。さらには、強固な協業体制を築き、販社を支援しているメーカーのネットアップの姿勢も大きいのではないでしょうか。ネットワールドとネットアップのキーマンにインタビューしました。(佐相彰彦)
【記事はこちら】
<Networld×NetApp>最前線で活躍中の両社のキーパーソンが語る 強固な協業体制を築くまでの軌跡メールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.2.24」より