ここ数年、3Dプリンタに対する注目が急速に高まってきています。新聞やテレビでは、毎週のように3Dプリンタに関するニュースが飛び交い、大手メディアは過熱報道といえるほどの熱狂ぶりです。

 最新の3Dプリンタは、従来の製造業だけでなく、建設や医療、教育、エンタテインメントなど、さまざまな分野での活用が期待され、日本のものづくりを革新する可能性があります。クリス・アンダーソンの『MAKERS――21世紀の産業革命が始まる』(NHK出版)が3Dプリンタを活用してものづくりに励む「メイカーズ世代」が製造業のあり方を変えることを示してベストセラーになったのは記憶に新しいところ。本物のお菓子を造形できる3Dプリンタも発売され、この先、活用領域がどこまで広がるのか楽しみです。

 しかし、これだけ注目されているにもかかわらず、3Dプリンタを販売しているのは専門商社や計測器メーカーなどがほとんど。IT業界にはまだ多くありません。何かハードルがあるのでしょうか。3Dプリンタビジネスを展開している数少ないIT企業を取材して、3DプリンタがIT企業にとって有望商材になりうるのかを探りました。(真鍋武)

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ものづくりに革新をもたらすか 3Dプリンタ IT企業の売り方を研究する
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.2.28」より