今日のひとことWeb版

新しい店舗スタイル

2014/07/28 15:26

 駅前にある家電量販店を「駅前店」、ロードサイドや住宅街の家電量販店を「郊外店」などと表現することがあります。

 「都市型店舗」と表現される駅前店は、普通は“一見さん”が多く、デジタル機器を中心に、最新機種や話題の商品などを豊富に置いてある店が多いようです。一方の郊外店は、冷蔵庫など白物を中心に販売。地域住民が常連で、「地域密着型店舗」と表現されます。

 ただし、すべての家電量販店がこの区分に適合するわけではありません。そのいい例が、コジマ×ビックカメラ南砂町SUNAMO店です。

 コジマ×ビックカメラ南砂町SUNAMO店は、東京・江東区新砂の南砂町ショッピングセンターSUNAMO内に出店し、平日は地域住民、休日はショッピングモールを訪れた一見さんが来店します。話題の商品や最新機種、白物家電を偏りなく置いています。店長の城守豪さんは、自店を「モール型店舗」と表現していました。駅前店と郊外店との違いを取材しました。(佐相彰彦)

【記事はこちら】
<地域No.1店舗の売れる秘訣>コジマ×ビックカメラ南砂町SUNAMO店――リニューアルが客層にマッチ 「モール型店舗」で競合と差異化
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.7.28」より
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