アパレルのブランドショップなどが入る東急田園都市線青葉台駅前の青葉台東急スクエア。ここに出店するエディオン青葉台東急スクエア店は、主要客層が女性という家電量販店ではちょっと珍しいお店です。男性客が多い家電量販店のこれまでの売り方では、お客様は商品を買ってくれないかも知れません。駅前ということで、テナントの賃料も決して安くはありません。この店舗で、エディオンは、何をしようとしているのでしょうか。

　その答えは二つ。新しい客層を囲い込むと、新しい要望を聞くことができます。そのニーズを生かして、他社にはない新しいサービスを創造できる可能性がある。昨年、店長に就任したばかりの入戸野敏明さんが、今、その新しいサービスを考えています。もう一つは、このニーズをメーカーと共有してオリジナルモデルをつくったり、新しい商品を生み出したりすること。つまり、店舗で挑戦ができるのです。

　実を結ぶのはこれからですが、それでも青葉台東急スクエア店は、2001年のオープン以来、着実にお客様を増やしています。（佐相彰彦）

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＜地域No.1店舗の売れる秘訣＞エディオン青葉台東急スクエア店――女性客が多い異色の家電量販店　「気軽に立ち寄ることができる店」を目指す