IBM Cloud marketplace、AWS Marketplace、Azure Marketplace――。続々と登場するマーケットプレイスは、パブリッククラウドサービスベンダーの次の一手を如実に表しています。

パブリッククラウドは、安い価格や軽いフットワークによって、ある程度の世界的な地位を確立させた後、アプリケーション開発ベンダーなどを取り込んで、名実ともに次世代の情報システムのプラットフォームになる。マーケットプレイスは、そのための「出会いの場」というわけです。

ふだん何気なく使っているお気に入りのアプリケーションやサービスが、「実はSoftLayerやAWS、Azureで動いていた」などという現象が、日常的に起きるようになる可能性が高いのです。

そうなれば、もはや、パブリッククラウドというITインフラ部分単体のサービスではなく、まるでかつてのサーバー製品のような、情報サービスのプラットフォームとしての役割に変わっていくと考えられます。

IBMがPCサーバーを売却し、SoftLayerを買収した一連の動きは、情報サービスのプラットフォームの主役交代を象徴しています。 (安藤章司)

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日本IBMがクラウド・マーケットプレイスを開設、クラウド関連商材を系統的に探しやすく
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.9.25」より