日本IBMは、パブリッククラウドサービス「SoftLayer(ソフトレイヤー)」の日本市場への本格進出を着々と進めている。年内には国内初のデータセンター(DC)を開設し、2015年には日本を含む世界主要40都市へとDC網を拡げる予定だ。原動力になっているのは、クラウドの使い勝手を維持したまま物理サーバーを直接使えるベアメタルクラウドサービス。「Amazon Web Services(AWS)」と「Microsoft Azure」を合わせた、いわゆる“世界三大パブリッククラウドサービス”のなかで、SoftLayerが最もベアメタル型のクラウドに力を入れており、「いわゆるAWS型の仮想サーバーと、従来型のホスティングサービスの間に食い込んでシェアを広げるのが狙いではないか」(大手ITベンダー幹部)とみられている。(安藤章司)