最近はまっているのは、野菜料理。サラダに特化した店を取材したことがきっかけで、毎日の食事で肉の量を減らし、野菜をたっぷり食べるよう心がけています。野菜は、ヘルシーでおいしいだけではなく、「エコ」にもつながります。
柏の葉で知られる千葉県柏市のスマートシティには、「みらい畑」があります。レタス類を栽培する植物工場で、人工光源を活用して、環境にやさしい野菜をつくっています。「みらい畑」で栽培した野菜は、何よりエコ。土を使わない水耕栽培なので、洗わずに食べることができるし、芯などの食べられない部分を最小限に抑えて、ムダも省きます。
実は、近所のスーパーで「みらい畑」でつくったロメインレタスが販売されていて、私はよく買っています。味も値段も文句なし。いくらエコを重視して栽培した野菜でも、おいしくなかったり、値が張ったりすると、消費者の支持を得るのは難しいでしょう。人々の生活を豊かにするスマートシティの成否は、まさにバックにいる市民の支えがカギを握っているのです。
キーワードは「私たちのスマートシティ」。市民が主役になり、街のなかで積極的にICTを活用します。実はこうした取り組みが全国各地で進められ、市民支援型スマートシティがかたちになりつつあります。記事では、これらの取り組みを紹介しながら、スマートシティを提案するうえでのヒントを探ります。(ゼンフ ミシャ)
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<限定特集>私たちの街のICT 市民が支える「スマートシティ」とはメールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.10.10」より