「メールの宛先欄に入力するアドレスは、えらい人順に並べること」。仕事をしていると、このようにビジネスマナーとして守るべきか、それとも虚礼としてやめるべきか迷う慣習がつきまとうものです。自分が受信するときには気に留めないことでも、ひょっとして送る相手の会社はそういう文化なのでは……と気にしてわざわざ並べ替えてしまう。
日本的な奥ゆかしさとみることもできなくはないけれども、その手間で失われる時間の総量を考えると、若干のやるせなさを感じるところではあります。「人事システムと連携して社内メールの宛先を自動的に並べ替えてほしい」というオーダーがあるといったお話も、情報システム業界の口承エピソードとしてはもはや定番です。
さて、そのようなマナー(と呼ぶべきではないかもしれませんが)の話ではなく、組織のルールとして、役職や所属に応じてセキュリティポリシーを定め、アクセス権限を設定している分けている企業は少なくありません。エムオーテックスの資産管理ツール「LanScope Cat」の最新バージョンでは、人事管理システムと端末管理の自動連携を新たに実現。従来は昇進や異動が発生するつど必要だった手間をかけることなく、確実にポリシーの適用が可能だとのことです。なかなか便利ではありませんか。(日高彰)
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エムオーテックス 資産管理ツールの新製品 人事マスタとの自動連携も可能に メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.6.3」より